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ホームページの多言語化が求められる背景
2023年はコロナが終息に向かい、いよいよインバウンド(訪日外国人)は回復傾向にあります。
日本政府観光局が発表した「訪日外客統計」(2023年)によると、23年以降コロナ禍前の水準に回復傾向があります。
また、JTB社が発表した2023年の旅行動向見通しとしては、前年比550.6%の2110万人(2019年比66.2%)と推計し、韓国、タイ、シンガポールなどからの訪日客の急回復が期待できます。
今後ますます訪日外国人の増加が望まれる中で、情報の収集先であるホームページが多言語化対応されていることが、ユーザーからの選定される基準になります。
しかし、多くの企業様では、対応の仕方に迷われているのではないでしょうか?
インバウンド(外国人)の対応に向けての具体的な対応作業
サイトの多言語対応
外国語による情報提供が重要であり、多言語対応のページを用意することが重要です。ユーザーが自身の言語で情報を得られる環境を整えることで、満足度が向上します。また、言語切り替えの機能や翻訳ツールの導入も検討しましょう。これにより、ユーザーが自由に言語を切り替え、必要な情報を得ることができます。
SEO対策の実践
SEO対策を意識したコンテンツやサイト構造の設計など、国内向けサイトと同じように技術的な面についても考慮する必要があります。
どのようなキーワードがWeb検索上有利に働くかは言語ごとに異なりますが、基本的には国内で行うSEO対策と同様です。ユーザーにとって有益となるコンテンツを作り込み、情報収集や予約、購買といった行動が行いやすくなるページの導線を設計することが必須です。
翻訳対策で注意すること
文化の違いにも配慮したコンテンツ作成が重要です。特定の国や地域の文化や習慣に敬意を払い、適切な表現を心掛けましょう。例えば、イメージやカラーリング、フォントの選定においても、文化に対応した配慮を行うことが重要です。
また、ホームページ制作時には、外国人ユーザーにも使いやすいデザインやナビゲーションを意識することが大切です。シンプルで直感的なユーザーインターフェース、わかりやすいメニュー構成、簡単な検索機能の提供など、ユーザーがスムーズに情報にアクセスできる環境を整えましょう。
さらに、外国人ユーザーが問い合わせやサポートを行いやすい環境を整えることも重要です。対応可能な言語での問い合わせ窓口やFAQの提供、必要に応じた多言語サポートチームの配置など、円滑なコミュニケーションを実現するための仕組みを構築しましょう。
まとめ
ホームページへの外国人ユーザーの訪問に備えるためには、多言語対応や文化に対応したコンテンツ作成、使いやすいデザインやナビゲーション、円滑なコミュニケーション環境の整備が重要です。これにより、ユーザーの満足度を高め、ビジネスの成果を上げることができます。
ホームページの多言語対応を考えてみてはいかがでしょうか?
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